軍師官兵衛とは異なる時代、いのちの視聴率です。
このいのちとは、1986年に放送された大河ドラマですが、終戦から放送当時までを描いている大河ドラマであり、軍師官兵衛とは違いもっとも新しい時代を描いている作品です。
このいのちの視聴率ですが、平均視聴率29.3%で最高視聴率は36.7%だったようです。
じつはこのいのちという大河ドラマですが、キューバでも放送されたらしく、なんと!80%も視聴率があったそうです。
終戦からこの大河ドラマが放送された1986年までを描いたいのち。
終戦、戦争が終わったからと言って平和がすぐくるわけではないんですよね。
きっと、失った現実を突きつけられるのが終戦ではないかと思うんですよね。
戦争も体験していなければ、終戦も体験していない私が言えることなどないんですけれども、終戦って喜びとか安堵よりも哀しみのが大きいんじゃないかなって思いますね。
そして、だんだん再生していく現実を見て、人も元気を取り戻していくのかなって。
いのち、まったくもってそのタイトル通りですよね。
いのちの重さを感じられる大河ドラマではないかと思いますね。
軍師官兵衛の主人公である黒田官兵衛もまた命を重んじた人間ではないでしょうか。
戦国時代という戦乱の世に生きながらも、人を殺すより使えという考え方からして、命の重さを感じていた人物ではないのかなって思ったりします。
そんな軍師官兵衛だからこそ、観たいんですよね。
彼の軍師官兵衛という生涯を観たいですね。