軍師官兵衛の主人公・黒田官兵衛の発祥の地と言われている、滋賀県長浜市は全国に向けてのPR作戦に力を入れているようです。
来年のNHK大河ドラマに選ばれた「軍師官兵衛」の黒田氏の祖は、近江国伊香郡黒田町の荘園領主で黒田判官と呼ばれていたみたいですね。
JR木ノ本駅から徒歩で15分程の所にある黒田氏の邸宅跡には、黒田判官を祭る黒田廟所や石碑が建てられているそうです。
長浜市の取り組みとして、戦国大河ふるさと博の閉幕に伴って閉館予定だった「きのもと館」を、官兵衛関連の資料の追加展示を行うなどして期間延長しています。
長浜市の観光復興課は、「まだイベントは具体化していないが、まずは全国へPRしていきたい。」と、話していたそうです。
他にも、長浜観光協会は官兵衛や戦国武将のイラストのついたパンフレットを10万部も作製し、そのパンフレットで黒田廟所や賤ヶ岳、長浜城などの紹介をしています。
「黒田家発祥の地 びわ湖・長浜」と書いたのぼりも500本も作り、市内の公共施設や観光施設など約50か所に掲げているみたいです。
この長浜市は、2011年に大河ドラマとして放送された「江~姫たちの戦国~」でも舞台となり、この時には年間約120万人の観光客を集客した実績もあるようで、長浜観光協会は「長浜市北部に観光客を呼び込む起爆剤になって欲しい!」と大きく期待しているそうです。
2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」は、舞台となった色々な県や市から期待をされているようですね。
「軍師官兵衛」が、起爆剤となってくれることを期待したいですね!